株式会社フォーサイト・システムズ(2007年入社)中途採用
私は未経験からこの業界に入りました。フォーサイトに入社して以来、ずっとこちらで業務を続けています。入社時はプログラマーとしてスタートしましたが、現在はシステムエンジニアとして全工程に関わっています。私の主な業務内容は、ウェブシステムの制作が中心で、特にレンタカー関連のシステムを手掛けることが多いです。お客様からの要望をもとに、システム化していきます。ウェブページの制作からデータの登録、そして裏側の仕様調整やプログラムのコーディングまでを担当しています。システムエンジニアの役割としては、お客様と直接話し合い、その要望や困っていることを聞き取り、それをシステムに組み込んで解決策を提案することが主な仕事です。この過程で、お客様とのコミュニケーションが非常に重要です。
私がIT関連の仕事に興味を持ったきっかけは、前職でパソコンのコールセンターでの仕事をしていたことから来ています。そこでパソコンの操作設定を教えたり、ナレッジシステムなどを使用していました。そういった経験から、ウェブシステムを作成してみたいという思いが強くなりました。当時の私にとって、IT業界への入り口は非常に狭く感じました。というのも多くの求人が何年以上のJava経験などを必要としていて、未経験者としては難しい状況でした。しかし、フォーサイトは未経験者でも受け入れるというポリシーを明確にしていて、それに魅かれて応募を決意しました。今、私を含めた社内のメンバーの中にも未経験からスタートした者もいます。その一人として、私はフォーサイトの“未経験者もOK”という姿勢に非常に感謝しています。
未経験から入社した当初、会社や仕事のイメージに対して不安は大きかったです。しかし、先輩の指導のもと、少しずつ業務に慣れていくうちに、その不安も徐々に解消されていきました。未経験ということで、プログラムを書くことすらできなかったのですが、試用期間中に教本をもとにコーディングの勉強をし、少しずつ簡単なプログラムを任されるようになりました。先輩たちから振られた簡単な案件をこなす中で、徐々に理解していけるようになりました。もちろん、分からないことや難しい課題もありましたが、そのようなときは当時の先輩にマンツーマンで指導してもらいました。今も新しいメンバーが入ってきた場合、そのスタンスは変わっていません。当社は少人数のため、誰かにすぐに質問することができるのが大きなメリットだと感じています。大きな組織だと、気兼ねして質問しづらい場面もあるかと思いますが、当社ではそのようなことはなく、何でも気軽に聞ける雰囲気があります。わからないことがあれば隣の人にすぐに質問することができます。基本的にはみんな真剣に作業をしていますが、気軽に質問できる環境がとてもありがたいです。
私はシステム制作はもちろんですが、保守業務も担当しています。システムをクライアントに納品した後も、保守費用をいただいて補修などの作業を継続しています。そのため、お客様からの電話が多くかかってきます。その際、ユーザーやお客様の立場になって、彼らがどのような問題に困っているのか、また、彼らが何を望んでいるのかを考慮し、親身になって対応します。もちろん、お客様の要望と私たちの提供できるサービスにはギャップがあることもあります。そういった時は、お客様とのコミュニケーションを深めながら、最適な解決策や代替案を提案するように心がけています。このようなアプローチは、トラブルを防ぐために非常に重要です。システムが完成してより良い状態になった際にいただくフィードバックが一番のやりがいです。特に、エンドユーザーから「これはとても良い」というような声を直接聞けると、それが次の仕事のモチベーションや達成感につながります。時には、納品したシステムを直接のお客様だけでなく、さらにその先のユーザーが使用することもあり、そういったシステムを提供できた際の感動や達成感は格別です。
今や生活の身近なサービスであるポイント付与のシステムを作成したことがすぐに思い浮かびます。レンタカーのサービスで、利用する度にポイントが付与されるような仕組みですね。こんなポイントシステムは、実際にその裏側の仕組みを作ってみると、その深さや複雑さを感じることができました。そのシステムを実際にリリースした後、お客様からのフィードバックを受け取り、システムをより良くしていった経験は、とても印象に残っています。サーバーの乗せ替えでトラブルが生じたり、その他の失敗経験もたくさんあります。業界としては、トライアンドエラーの繰り返し、完璧なシステムを出すのは難しいと常に感じています。思った通りの反応が得られないことも多々ありますが、それもまた成長の一部だと捉えています。失敗はつきものなので、失敗を恐れることなく、常にチャレンジする姿勢が大事に仕事に取り組んでいます。
未経験者、経験者に関わらず、私たちの会社に新しく入ってくる方は、ミスや失敗を恐れずに積極的にチャレンジしてほしいと思っています。私にとって、新入社員が「ここがわからない」と相談してくる姿勢はとてもウェルカムです。失敗を恐れるよりも、様々なことにチャレンジする気持ちが大切です。ミスをしても、それを非難するようなことはしません。むしろ、躊躇せずに挑戦する姿勢を持って仕事に取り組んでほしいです。また、最近は言葉の選び方や伝え方をとても気をつけています。私が大したことないと思っていた言葉が、実はその人に大きな影響を与えていたのかもしれません。そういった配慮をしつつ、新しいメンバーがスタートラインに立ったら、私たちは全力でサポートします。